整形外科専攻 後期研修医募集案内
当院で後期研修を希望する方へ各診療科のご案内です。
Resident program (senior)
概要
当院では3名の上級医(いずれも40代後半)の専門分野に応じて、外傷・脊椎・関節班の3班に分けて診療体制を組んでいます。医師6名の中の1人として、3班をローテートしながらマンツーマンの指導のもとに専門医取得のために必要な手術・臨床経験を積んでいただきます。診療内容の詳細についてはホームページ「診療科の紹介」を参照ください。
目的
第一線の市中病院で一定レベル以上の整形外科診療を行うために必要な基本手技を習得すること
一般事項
応募資格 初期臨床研修修了(見込み)から4年未満の医師
研修期間 2011年4月から原則として2年間
募集人員 1名
目標
目標とする修得手技(主たるもの)
- 四肢外傷の初期治療
- 四肢骨折の骨接合術
- 超音波画像診断
- 脊椎造影検査、ブロック注射
- 腰椎椎間板ヘルニア手術
- 腰部脊柱管狭窄症手術
- 頚髄症手術
- 人工関節全置換術(膝、股)
- 膝関節鏡視下手術
その他
- 当院は日本整形外科学会認定医研修施設として認定されています。
- 外来診療(週3日くらい)では、様々な部位の愁訴をもって訪れる患者さんを相手に、良好な信頼関係を築き上げつつ、いかに見逃してはいけない疾患を見つけ出すか、が重要なポイントになります。毎朝の外来症例カンファランスや実際の外来診療を通してこれを学んでいただきます。
- 入院診療では、25~30名の患者さんを受け持ち、術前の検査、周術期の管理など行っていただきます。他科医師との連携はスムースです。週1回、全員が一堂に会して手術症例カンファランスを行っています。
- 月2~3回の日当直勤務あります。日直は午前・午後のいずれか、当直は第1当直(21時~翌朝)、第2当直(17~21時)のいずれかに分けられています。第1当直者は翌日午後休みとなります。
- 外傷、脊椎、関節(股・膝)疾患のいずれかのsubspecialityを持ちたいと考えている医師にはそれを踏まえた指導が可能です(2年目~)。また研修後は更なるステップアップのため希望により東北大学・秋田大学への入局をサポートすることも可能です。