指導医より（消化器科）

常勤医師4名（三浦　雅人）

1.診療内容

秋田県南地域の消化器領域診療の要として日々業務に携わっている。外来および入院症例は日々・年々増加しており、典型的な症例から特殊な症例まで実に多彩な疾患を経験することができる状況にある。我々の日々の業務である内視鏡・超音波・その他消化器検査は日々20例を超え、外来受診者は連日多数に上り、消化器疾患・糖尿病・高齢者疾患を対象として診療を行っている。

2.研修の概要

当科の診療におけるモットーは、「人に優しく、グローバルスタンダードな医療を行う」事である。医療における基本は知識・技術であるが、医師は医師である前に一人の人間・社会人であらなければならない。知識と技術にとらわれすぎてなにか大事なものを失くしたまま医療をおこなっても、それは医師の仕事ではなく医療技術者の仕事にしかならない。我々の仕事は患者に対してまず一人の人間として向き合うところから始まるという思いで日夜診療を行っている。医師としての第一歩である研修にあたり、指導する我々はこのことを伝えたいと常々思っている。