• 文字の大きさ
  • 普通
  • 拡大
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
グローバルナビ表示切り替えボタン

院長挨拶

当院院長 三浦康よりご挨拶申し上げます。

Greeting by director

院長 三浦 康

 大曲厚生医療センターの院長を務めております三浦康です。秋田県、とくに大仙市、美郷町、仙北市を含む医療圏のみなさんの健康と幸せのために全力をあげて取り組んでいきたくよろしくお願い申し上げます。
 秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)は、小野地章一・代表理事理事長、ほか諸先輩がたの長年にわたる努力とご尽力により発展してきました。大曲厚生医療センターはJA秋田厚生連の9病院の1つとして、長年にわたり役割を果たしてきました。
 大正から昭和初期の時代にも、農村地域では医療を受けることがままならない状況が続いていました。その中で昭和7年にJA秋田厚生連の前身である秋田医療利用組合が設立され、昭和9年には大曲市(平成17年の市町村合併で大仙市に)に病院が開設されて、仙北組合総合病院さらに大曲厚生医療センターとなって今日に至りました。
 秋田県を含めて東北地方の多くの地域では、現在も医師不足と偏在、看護師はじめ医療専門職の不足などの課題が続いています。一方で2025年3月に報じられましたとおり、様々な経費の高騰、そのほかが原因となって日本国内の過半の病院は経営難にあります。また、秋田県は全国第一位の人口減少にも直面しています。2024年4月から「医師の働きかた改革」が施行され、医療DXの推進や業種間の協力態勢が重要になるとともに、地域医療を支える病院間の協力や病診連携、医療と介護の連携もますます重要になります。このような中で、地域のみなさんの健康と幸せを守り、心から安心して生活できますように、全職員とともに努力してまいりたく思っております。今後ともご指導・ご鞭撻のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(2025年4月)

大曲厚生医療センター院長 三浦 康