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院長挨拶

当院院長 三浦雅人よりご挨拶申し上げます。

Greeting by director

院長 三浦 雅人

こんにちは。院長の三浦です。地域の皆様からは常日頃から当院の運営にご理解、ご協力を頂き、誠に有難うございます。おかげ様で当院も「大曲厚生医療センター」として新築移転し9年が経過し、私も院長となり6年が経過しました。そこで、この6年間の当院の取り組みについてご報告したいと思います。

最初の3年間に取り組んだことのまず一つ目は「病診連携」(病院と診療所の連携)です。かかりつけの開業医の先生方と積極的に連携するために、当院で施行した検査結果(採血、レントゲン、CTなど)について「あきたハートフルネット」というオンラインシステムを用いて、紹介先のクリニックで直接参照できるようになっております。二つ目は「病病連携」(病院と病院の連携)です。2020年2月27日に市立角館総合病院と「医療機能連携協定」を締結しました。同年4月より当院から小児科と脳神経外科の医師の派遣を開始し、その後小児科には1名の常勤医を派遣しております。三つ目は「病院機能の充実」です。特に救急医療や入院を必要とする疾患への対応について充実させて参りました。

しかしながら、2020年4月以降の3年間はほとんど「新型コロナ感染症」に対する対応に追われてしまい、病院として大きな取り組みをすることはできませんでしたが、できる限り病院の機能を低下させないように心がけてきました。おかげ様で院内クラスターの発生も最小限にすることができ、がんなどの必要な手術もあまり遅れることなく行うことができたと思っております。

その後の当院の変化ですが、2022年4月より脳神経内科を新設いたしました。それまでは秋田市や盛岡市などの遠方まで通院しなければならないような神経疾患の方も当院で診療できるようになりました。さらに2023年4月には糖尿病内科の常勤医が赴任し、糖尿病外来を毎日行うことが可能になりました。さらに救急科にも秋田大学救急科より常勤医が派遣され、従来から当院に常駐していた救急ワークステーションの救急隊員とともに、平日の日中だけですがドクターカー(医師が直接現場に同行し治療を開始する)としての運用も開始予定です。その他、内科、循環器科、産婦人科、緩和ケア科などでも増員となっております。

以上のように、当院ではコロナ禍の間も歩みを止めることなく診療体制の充実を図って参りました。これからも地域のために職員一同全力で努力致しますので、ご支援をよろしくお願い致します。

(2023年4月)